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暦年贈与の110万円の枠にとらわれず、適正額のシミュレーションを行い相続税の減額を実現したケース

2021年12月16日

生前贈与

【相続解決事例】暦年贈与の年間110万円の非課税枠に固執せず、所有財産の種類や金額に応じて、最適な贈与期間と金額をご提案させていただいた事例についてご紹介いたします。

ご相談者様の状況

推定財産合計1億5000万円をお持ちのお母様が生前対策としてご相談にいらっしゃいました。相続人はお嬢様のみで生前対策を行うことで相続税を最小限に抑えたいとのご依頼を受け、あすか税理士法人でサポートさせていただきました。

あすか税理士法人の提案内容

推定財産の内ほとんどが金融資産であったため、暦年贈与を活用した生前贈与をご提案いたしました。
暦年贈与とは、年間110万円までの基礎控除を使った贈与税の計算の仕組みのことです。
暦年贈与を行う金額について様々なシミュレーションを行い、一番節税効果が大きくなるように下記の内容でご提案させていただきました。

相続解決事例

ご相談者様は贈与が終了してから5年後にご逝去され、相続人の方から再び相続税申告の件でご相談いただき、最後の税務申告までサポートさせていただきました。

解決方法とその効果

実際のシミュレーション結果は下記の通りです。

相続解決事例

生前対策として何も行わない場合は相続税が2,860万円かかる計算でした。対策後は年間110万円を超える額での贈与を行ったため一部贈与税は発生したものの、適正額での贈与を提案させていただいたため、1,240万円の相続税を減額(10年間の贈与税を加味すると600万円を減額)することができました。

非課税枠の110万円にとらわれない最適案をご提案

暦年贈与のシステムを活用して年間110万円以内の贈与を定期的に行っている方も多くいらっしゃいますが、その110万円の枠にとらわれず贈与の期間と金額のシミュレーションを行うことで最終的に多額の相続税を節税することができます。具体的なシミュレーションは相続のプロフェッショナルである当事務所へご相談ください。

暦年贈与の税制改正の可能性…ご相談はお早めに

この暦年贈与ですが今後の税制改正により廃止される可能性があります。改正が行われるまではこの暦年贈与は相続対策として活用できますので、早めの相続対策をお考えの方は一度、当事務所へご相談ください。ご自身に最適な相続シミュレーションをご提案させていただきます。

相続のご依頼・ご相談はあすか税理士法人へ

ここまで相続税の生前対策の事例をご紹介してきましたが、相続専門の税理士にご依頼いただくことで最適な相続、相続税対策を行うことができます。特に、生前贈与は110万円の非課税枠にとらわれすぎず、豊富な実績のある専門家に適正額のシミュレーションをしてもらうことが重要です。

あすか税理士法人は、札幌で相続の累計ご相談件数2,000件以上、数多くの税理士・資格者によるサポートが可能な道内トップクラス規模の税理士法人でございます。相続税のご相談から申告まで、相続専門税理士があなたに寄り添い全力サポートさせていただきます。
現在、相続手続きの無料相談を実施しておりますので、ぜひ一度お気軽にご状況やご不安をお聞かせください。

※この記事は2021年12月15日時点の記事となります。その後の法改正で対応が異なってくる場合もございますので、気になる方は一度あすか税理士法人までお問合せください。

お問い合わせはこちらから

記事の監修者:あすか税理士法人 加藤知子

税理士・行政書士
課税価格10億円を超える相続相談や「民事信託」を活用した法人化スキーム・連結納税など多様な高度税務案件に従事。租税訴訟の専門家として、7%の勝利といわれる租税訴訟で、完全勝訴1件、一部勝訴2件の実績を誇る。


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